「大腸内視鏡検査を2度受けた経験があります」

私は、今までに大腸内視鏡検査を二度受けた経験がある。最初に検査を受けたのは、今から7、8年前に市が実施する簡易ドックを受け、便潜血反応で引っかかったために大腸の精密検査を受けるように指示されたためである。その当時は、痔の症状が少しあり、排便をした後はトイレットペーパーに少し血が付着することがあったので、多分痔の出血により便潜血反応があったものだと思っていたが、一度大腸内を詳しく検査してもらっておいた方が良いと思い大腸の検査を受ける決心をした次第である。この時は、近くのクリニックで検査を受けたが、検査を受ける前の準備が結構大変であった。まず、検査を受ける前日は、食物繊維含有量を少なくした検査用食事を朝・昼・晩の三食摂り、夜8時頃に下剤を服用し、水分を多めに摂る。当日は、朝食を食べずに、自宅で液体の腸管洗浄薬を一時間当たり1リットル、2時間で2リットル程度内服し、排便で便粕が無くなり、黄色の透明な液体になるまで排便した。

喉が渇いている訳でもないのに、2リットルも液体を飲むのは結構つらいものであった。それから、自宅からクリニックまで歩いて行ったが、検査を待つ間も便意をもよおし、便を漏らしそうになり慌ててトイレに駆け込んだものである。いよいよ検査着と検査用下着に着替えて検査に臨んだ。肛門から内視鏡が腸管に挿入される時は少し痛みを感じたが、その後は徐々に挿入されていき、一番奥まで挿入してから少しづつ内視鏡を引き戻しながら腸管にポリープや癌が出来ていないかどうかをチェックしていくようである。内視鏡を腸管内に挿入したり、引き戻したりする時に、腸管に空気が送り込まれているのかお腹が膨れてガスがどんどん溜まるように感じた。医者からは、遠慮せずにガスを出して下さいと言われたが、最初はやはり躊躇した。慣れてくると遠慮なくガスを出すことも出来た。多分空気を送り込んで腸管を膨張させて内視鏡をスムーズに挿入したり戻したりして、腸管に傷をつけたりするのを防ぐ為であると思われる。検査が終わると診察室に呼ばれ、数枚の写真を前にして説明を受けた。幸い、腸管内にはポリープも癌も見られないとのことで安心した。ただし、痔核症状はあると指摘された。

もう一度の大腸内視鏡検査は、4年ほど前に、排便時に便の太さが細くなっているような気がしたので、胃の検査と大腸の検査を近くの総合病院で受けたのである。この時は、空気を送るようなことはされなかったので、最後、内視鏡がS字結腸から肛門へと引き出される時は、結構痛みを感じた。S字結腸が少し変形していると言われたが、この時もポリープや癌は見つからなかったのは幸いであった。私の様に60歳を越えると年に一度は大腸の検査を受けた方が良さそうであるが、検査の大変さを思うとつい躊躇してしまうのである。もっと簡単に出来る検査方法が早く実施されるようになるのを切に望んでいる。

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